ライフオーガナイザーになった理由
整理で「希望」をみつけて
選ぶ力を取り戻す!
今から未来をつなぐ
ライフオーガナイザー®の猪俣有希です。
ライフオーガナイザーの集まりに行くと
必ず聞かれる質問が
「なんでライフオーガナイザーになろうと思ったの?」
それもそのはず
20代の未婚でライフオーガナイザーを
している割合はとても少ないから
必ずしもというわけではないけれど
結婚、子育ての経験から
暮らしを整える大切さに気づき
ライフオーガナイザーになられる方が
どちらかと言えば多いのです。
結婚も子育てもしてない私が
なぜ整理することの大切さに気づいたのか
今日はその理由について
書きたいと思います。
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整理することで気づくこと
大切なものはすぐそばにある
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私は四人兄弟の長女として生まれました。
六畳と四畳半と三畳の狭い県営住宅
とにかくモノがあふれ
足の踏み場もない家で育ちました。
育児に忙しい母の代わりに
物心ついたころには
自然と家の片付けをしていました。
片付けは母が一番喜んでくれる
手伝いでした。
母が喜んでくれる顔が見たくて
片付けが好きになりました。
でも思春期を迎え
勉強や部活もあり
次第に家の片付けを
することがなくなりました。
家はどんどん乱れたままに
なっていきました。
乱れた家にいると落ち着かず
高校生のころからは
寝るためだけに帰るような生活を
送っていました。
居場所がない
生きづらいと
いつも感じていました。
その後、母親の病気が発覚
追い打ちをかけるように
父の破産宣告があり
わたしは仕事で挫折し
自分を責めることしかできなくなりました。
「もう終わりにしたい」
そう思って片付けをしました。
でも全部は捨てられなかった。
片付けをしながら
「本当はどうしたかったんだろう?」
と自分に問いかけました。
そして片付けが好きだった
ころを思い出しました。
母にもっと楽させてあげたかった。
家族で普通に笑い合いたかった。
居場所が欲しかった
特別なことなんてなくていい
何でもないこと笑って
「何気ない日常を味わえること」
それが私の価値観であり希望でした。
でもそれに気づいていなかった
いや気づかないふりをしていたのかもしれません。
だからそれとは真逆の人生を歩んできました。
何か特別じゃないと
何者かにならないと
幸せにはなれないと思っていました。
だけどそうじゃなかった。
私が気づいていれば
いつでも「幸せ」はそこにあった
家族がいるだけで幸せ
一緒に過ごす時間があるだけで幸せ
当たり前の生活の中に幸せは溢れていたのです。
ライフオーガナイズで
人生を整理したことで
空間が整理されただけでなく
気持ちに余裕ができました。
余裕ができたことで
今あるものに
気づけるようになりました。
そして「幸せ」と心から思えるようになりました。
変わろう変わろうとしていたときには
ただ焦っているだけで
心が満たされることはなかった
それは乱れた部屋でいつまでも
探しものをしているのと同じ
探せば探すほど部屋は乱れていく
先に整理したほうが早いのに・・・
でも今はそうやって失敗も挫折もして
良かったなと思っているんです。
乱れた家に育ち
思考の整理が苦手だったから
ライフオーガナイズという職業に
早く出会えて
自分で自分を幸せにできる方法を
知ることができたから!
私はうまくSOSが出せなくて
とても回り道をしました。
だからこそ
家族でも友達にも相談できない
1人で悩んでいる人の力になりたい
無理に変わろうとしなくても大丈夫
あるものに気づくだけでいいんだってことを
同じように生きづらさを感じる人に伝えたい
そして自分のような思いを子供にさせたくない
だからライフオーガナイザーになる
と決めました。
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整理することで気づくこと
大切なものはすぐそばにある
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今をよりよく生きる「希望」をみつけて
あなたらしい「希望」を実現できるように
心より願っています!
ライフオーガナイザー®
猪俣有希
投稿者プロフィール
- 88年生まれ。ライフオーガナイザー®/オフィスオーガナイザー® 東京都内在住。夫と二人暮らし。幼少期、片付かない家に育ったことで片付けに目覚める。現在は整理・片付けを通して女性が自分らしく『希望』を持って生きていける社会の実現を目指して思考と空間の整理のサポートを実施中。