【オーガナイズ事例】棚板の間隔が調整できない時の収納の工夫

整理で「希望」をみつけて
選ぶ力を取り戻す!
今から未来をつなぐ
ライフオーガナイザー®の猪俣有希です。

作り付けで収納棚を作ってもらったけど棚板や奥行きが
中途半端で使いにくい・・・

そんな時におすすめなのが立体的に空間を使った収納方法。
今回は100円ショップのアイテムで使う場面に合わせた立体的な
収納方法をお伝えします。

祖母の家はリフォームしたときに押し入れに収納棚を作ってもらいました。
最初は収納スペースが出来て喜んでいたものの
奥行きが狭い上、高さがあるので使いきることができていない状況でした。

すべて出して分けるステップを終えて定位置を決めていきます。

▶︎今回使った収納用品

今回は100ショップセリアとキャンドゥの商品を使っています。
左上から時計周りで
コンテナボックスL型/JAN:4977425206446 ×2個
コンテナボックスM型/JAN:4977425206347 ×1個
プロケースワイドG/JAN:4965534405812 ×10個
A4ラックヨコブラウン/JAN:4905596431589 ×2個
ステーショナリーケースB5/JAN:4906137305710 ×5個
ワイヤーラティススリム/JAN:4947879700869 ×1個
ワイヤートレー/JAN:4947879482093 ×2個
ワイヤーラティス固定フック/JAN:4571336080340 ×1個
(こちらは写真に写っていません)

▶︎AFTER

ワイヤーラティスを用いて背面を使った収納や
コンテナボックスや引き出し式の収納で積み重ねる収納
を用いることで高さ活かした収納にしました。

▶︎収納詳細

<上段>
目線より高い上段は使いづらい場所。使用頻度が低いものを配置しています。

<中段1>
使いやすい中段には祖父のよく使うものを配置
祖父は目が悪いので
蓋付きの収納は使用せずトレータイプの収納にしています。

手探りでも取り出して戻すアクションが
わかりやすいように工夫をしました。

<中段2>
祖母が使う事務用品を収納

別の部屋にあった事務用品を移動させました。
今までは分類があまりされていなかったので
種類ごとに一つの引き出しに収納しました。

一つの引き出しが小さいので入るものの量は少ないですが
分類がごちゃごちゃしづらいというメリットもあります。

ラベリングの言葉は探しやすいように祖母と一緒に考えています。

<下段>
事務用品(手紙類)と工具箱を収納

封筒やハガキなどをステーショナリーケースに入れ
立てて収納できるようにしています。
祖母は膝が痛くて座る姿勢が辛いので
立ったままでも何が入っているか分かるように
上にラベリングをしています。

=祖母の感想=
100円ショップのものでこんなに使いやすくなるんだと驚きました。
そしてワイヤーラティスを使って高さを活かすアイデアは
全く思いつきませんでした。
なんとなく使いづらいけど、どうしたらいいかわからなくて
ずっと放置していたけど、もっと早くやれば
元にも戻さないお父さんに小言を言う必要もなかったんだな
と反省しています。
他の場所ももっと整理したくなりましたよ。

▶︎オーガナイズを終えて

今回は収納の奥行きが24cmということで
収納用品を選ぶのに苦労しました。
今回セリアで購入した
プロケースワイドG/JAN:4965534405812(引き出しの収納)
は奥行きが浅く、かつ高さがある場合に使いやすいと思います。
引き出しごと抜き出すこともできるので
使う場合は引き出しごと机に持っていき
終わったらそのまま戻すという使い方もできます。

収納用品がうまく入らないという場所でも背面を利用して
引っ掛ける収納にしたり吊るしたり工夫次第で使える収納スペースに
することができます。

モノを入れるだけではなくそこにあるモノが使えてこそ
収納の意味がありますよ!!

ライフオーガナイザー®
猪俣有希

投稿者プロフィール

 いのまた有希
 いのまた有希
88年生まれ。ライフオーガナイザー®/オフィスオーガナイザー® 東京都内在住。夫と二人暮らし。幼少期、片付かない家に育ったことで片付けに目覚める。現在は整理・片付けを通して女性が自分らしく『希望』を持って生きていける社会の実現を目指して思考と空間の整理のサポートを実施中。

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